いまを生きる DEAD POETS SOCIETY

「感動が人生をつき動かしていくということ」


私は20、21かそこらになってようやくそのことに気づいた。
人のハートを強く揺さぶるような感情、その心の動き。そこにその人の源泉がある。

生来生まれもった気質に加え、後天的に人の人生を左右するものが感動である。


感動は人の価値観を形成する。価値観は人の道しるべとなる。


どのようなことに嬉しいと感じるか?
どのようなことに楽しいと感じるか?
どのようなことにHappyと感じるか?


こういったものを多くの経験を通して培っていく。



。。。とまあ
現在、感動に突き動かされているyorokobi-noです☆苦笑

この感動に突き動かされたまま、本来は載せようと思っていなかった
映画を今回紹介したいと思います☆



↓以下ネタバレあり↓


Dead Poets Society

Dead Poets Society



□概要
「DEAD POETS SOCIETY」日本版タイトルでは「いまを生きる」とネーミングされた本映画は、青春期特有の好奇心と校訓や家訓といったしがらみとのジレンマにある高校時代の若者を、巧みに描いた、心温まる青春ストーリーだ。



□感想
ロビンウィリアムがまたいい味出してます。また彼以外にも、学生たちの演技が、というよりも人柄がとっても素敵です☆話の随所に素敵なコトバが散りばめられていて作品全体で勇気を与えてくれるような気がしました。


ただ気になったのは・・・
・主人公(?)というべきロビンウィリアムの登場シーンが非常に少ないこと
・学生の半分ほどしかロビンを慕っていないこと。現実感はあるが。。。
・学生の主人公的キャラ(カッコ良かった)が途中で自殺すること


もちろん、それなりの狙いがあってこれらをセッティングしているのだろうけれど、
いまいち感動を押し下げてしまう要因となってなっているのも確か。


ロビン自体が登場するシーンが少ないこともあり、いまいち感情移入ができず、
その信頼関係を表すシーンが少々少ないことや上で述べたことも含め、
涙ぼろぼろ〜という感じにはなりにくいのでは?と感じました。


それでもなんだかんだ感動して、心に熱いものが湧き上がったために
上になにやら変な言葉を書いてしまいました。勝手ですね私って(苦笑)




□チャプター
いつもどおりの新学期  /型破りな授業   /詩の意識
自由思想家 /‘死せる詩人の会’復活 /自分自身の言葉
情熱の芽生え /スポーツの詩 /自作の詩 /順応性の話
去年と同じ贈り物 /行動の時 /父親の怒り /助言を求めて
愛の告白 /クリスの来訪 /厳重な処罰 /苦悩の果てに・・・
密告 /船長への敬意




□コトバ
いまを生きる/ Seeds the Day /カーペ・ディエム(ラテン語
バラのつぼみは早く摘め 今日咲き誇る花も明日は枯れる


「では秘密を教えよう。。。


我々はなぜ詩を読み書くのか
それは我々が人間であるという証なのだ
そして人間は情熱に満ちている


医学 法律 経営 工学は 生きるために必要な尊い仕事だ
だが詩は 美しさ ロマンス 愛こそは 生きる糧だ・・・


ホイットマンの詩を

'おお私よ 命よ 幾度も思い悩む疑問 
信仰亡き者の長い列 
愚か者に満ちた都会
何の取り柄があろう私よ 命よ'


答え・・・それは君がここにいること
命が存在し 自己があるということ


力強い劇は続き 君も詩を寄せることができる
力強い劇は続き 君も詩を寄せることができる


君らの詩とは?」