仕事の哲学①
そういえば一昨日はバレンタインデーでしたね。
今年は義理チョコさえももらえないのか・・・。。
とぼんやりと思いながら、荒れ狂う天候をよそ目に美容院へ入店。
店員さんと他愛のない会話を楽しんで、帰ろうとしたその矢先
「今日はバレンタインデーなので。はいどうぞ♪」
と渡されたのは、念願祈願していたチョコレート!
ルンルン気分で帰宅したyorokobi-noでした☆
- 作者: P・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 単行本
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□目次
1成長 8チームワーク
2成果能力 9コミュニケーション
3貢献 10リーダーシップ
4強み 11意思決定
5進むべき道 12優先順位
6知識労働者 13時間管理
7企業家精神 14第二の人生
(1章〜5章まで)
□気になったことなど
◇成長
「何によって人に憶えられたいか」
これは自らの成長を促す問である。なぜならば、自らを客観的に捉え、自らをその理想像へと、仕向けてくれるからである。
「責任が能力を養成し、能力から自信が生まれる」
何によって憶えられたいかを考え、責任を背負う。多くの責任を背負うことで能力が秀でる。その卓越性から充実と自信が生まれる。
◇成果能力
「成果をあげることは習慣である」
成果を上げる人とあげない人の差は、才能ではない。幾つかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。
「成果をあげるための五つの能力」
一.何に自分の時間が取られているかを知り、残されたわずかな時間を体系的に管理する
二.外部の世界に対する貢献に焦点を合わせる
三.強みを中心に据える
四.優先順位を決定し、優れた仕事が際立った成果を上げる領域に力を集中する
五.成果をあげるよう意思決定を行なう
「成果は機会の開拓によって得られる」
問題の解決によって得られるものは、通常の状態に戻すことだけであり、成果そのものは、機会の開拓によってのみ得ることができる。
◇貢献 難しい・・
「組織に対する貢献を問う」
自らの貢献を問うことは、可能性を追求することであると同時に、いかなる自己啓発が必要か、いかなる強みを仕事に適用するか、自らの基準をいかなるものにすべきかを考えることである。
「貢献のプランを具体化する」
貢献のプランを明確かつ具体的なものにするには、長くともせいぜい一年半を対象期間とするのが妥当である。問題は、一年半のうちに、いかなる成果(目標)をあげるかである。
◇強み
「強みを知る唯一の方法」
何かことをなすと決めたら、何を期待するか(目的)を書き留める。9ヵ月後、1年後に結果と照合する。こうして自らの強みが明らかになる。自らについて知りうることのうち、この強みこそ最も重要である。
「自らの強みに集中せよ」
不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。
「大組織で働くか、小組織で働くか」
緊張感や不安があったほうが仕事ができるか、整備された環境の方が仕事ができるか。大きな組織で歯車として働いたほうが仕事ができるか、小さな組織で大物として働いたほうが仕事ができるか。どちらでも良いというものは、あまりいない。
「価値観に会った組織で働け」
「最高のキャリアをつかむ」
最高のキャリアは、計算して手に出来るものではない。自らの強み、仕事のやり方、価値観を知り、機会をつかむよう用意をした者だけが手にする。なぜならば、自らの得るべきところを知ることによって、たんなる働き者が、卓越した仕事を行なうようになるからである。
◇進むべき道
「最初の仕事はくじ引き」
最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事に就く確率は高くない。しかも、得るべきところを知り、向いた仕事に移れるようになるには数年を要する。
「価値観に反する組織にいるべきではない」
「変化が自らに刺激を与える」
自らに刺激を与える上ででも、ある種の変化が必要である。
□就職活動への活用事
〇企業選択の基準、もしくは基準作り
・己が「何によって憶えられたいか」再度明確にする
・早くから「責任」が与えられる企業
・「価値観」雰囲気の合う企業
・大きな組織での「歯車」か、小さな知識での「大物」か
・最高のキャリアは「自らを活かした」仕事を行なっていくことで得ることができる
〇現在の行動改善
・日常のもう少し多くの時間を「習慣化」する
・「強み」「貢献」「成果」の観点から優先順位を決定する
・ものごとをなす前に「目的」を明確にし、半年後、一年後の「結果」と照合する。そして自分の「強み」を知る。
・「貢献プラン」=志望動機を1年半後まで作る
□読後感想
非常に読みやすくまとめてあるので、逆に、要所要所大事なものばかりというか;
ただその中でも、まだまだ良く分からないことも多いのも事実。
自分の琴線にふれたフレーズを載せて、そこから自分のこれからの行動に活かせる要素を抽出してみました。
そもそも、「あらゆる読書は今の自分のためである」という考えを私はもっていますので、
かなり勝手な紹介文になった気がします。申し訳ないです。
また、仕事の哲学は第二弾、第三弾と続きます☆