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- 作者: 城山三郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1992/06/10
- メディア: 文庫
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1.石田禮助という人物
超一流の財界人→国鉄総裁への転身
モノをはっきり言う人
傍若無人 且つ 天衣無縫
どんと構えるボス 不満は口では言わないが怖い
読書家 教養家
キリスト教 仏教等 宗教にも造詣深い
ジェントル・マン
ワンダラー・マン
2.抜粋 〜ワンダラー・マン項〜
「・・・功成り名遂げたその丘の住人の中から、何人かがワシントンへよく出かけた。
ワシントンに新たに家を構えた人もいる。『パブリック・サービス』のためである。
政府に頼まれたり、社会事業に手を貸したり。公職として給与が出ても、形式的に一ドル受け取るだけ。
『ワンダラー・マン』と呼ばれるそういう男たちが居ることが、石田には強い印象になって残った。」
3.考えたこと、メモ
石坂泰三/丹下左膳/大石内蔵助/根菜譚「人と作るには一点の素心を存することを要す 人と交わるには須らく三分の侠気を帯ぶべし」
偉大なる人物である。・・・後記