石田禮助の生涯 「粗にして野だが卑ではない」 (文春文庫)

石田禮助の生涯 「粗にして野だが卑ではない」 (文春文庫)

1.石田禮助という人物

超一流の財界人→国鉄総裁への転身
モノをはっきり言う人
傍若無人 且つ 天衣無縫
どんと構えるボス 不満は口では言わないが怖い
読書家 教養家 
キリスト教 仏教等 宗教にも造詣深い
ジェントル・マン 
ワンダラー・マン


2.抜粋 〜ワンダラー・マン項〜

「・・・功成り名遂げたその丘の住人の中から、何人かがワシントンへよく出かけた。
ワシントンに新たに家を構えた人もいる。『パブリック・サービス』のためである。
政府に頼まれたり、社会事業に手を貸したり。公職として給与が出ても、形式的に一ドル受け取るだけ。
『ワンダラー・マン』と呼ばれるそういう男たちが居ることが、石田には強い印象になって残った。」


3.考えたこと、メモ

石坂泰三/丹下左膳/大石内蔵助/根菜譚「人と作るには一点の素心を存することを要す 人と交わるには須らく三分の侠気を帯ぶべし」
偉大なる人物である。・・・後記