これからはこの仕事！ - yorokobi-noの日記

どうもはじめまして！

昨日は深夜に及ぶ就職活動帰り、山手線を３週したyorokobi-noです☆
日々読む本を書き留めたい！とふと思って書くことに

思い立った時にはじめるのは、趣味でも何でも大事ですよね！

■目次
重視するなら市場規模
業界は華やかに限る
リスク時代の鬼
流れを生み出すダイナミズム
天下国家を考えたい
ミッションは自立再生
そして市場はこうふくらむ

■気になった点
行きつけのブックファーストでタイトルを
目にし「あっこれは！」と、手にとりページをめくったところ
中身はマンガ！！

どうしてマンガで書いているのか、三神氏いわく

笑いの要素を含むマンガであれば、記憶に残りやすい。
また、概念が選考する知識サービス産業においては特に、
イメージが湧きづらいから。
とのこと。

〇社会の変革
世の中のシステムが硬直的なときは既存の職業や役職に
自分を当てはめることになりますが、

現代のように、ものすごいスピードで社会が変化していく時代には、
新しいシステムの下、新しい仕事が求められることとなります。

そして、その社会システムの変化にいち早く気づいて、
行動に移した人たちが、時代を先取った活躍をするのです。

本書が目指したのは、知識や情報が流動することで人々が
食べていく世の中が、一体どのような職業に体現されるのか、
その片鱗が今、どこで垣間見られ相互にどうシステムとして
回り始めるのかを伝えることにある。

とのこと。ちょっと硬い表現ですね(^^;
つまり本書では、

・社会の変化に伴って求められる職業
・それらの職業がどのように関連していくか

について書かれているといえるでしょう。

〇２４の職業
□市場規模系
ウォーターサプライヤー/エネルギーマーケター/内部監査人
/ファシリティマネージャー

□華やかさ系
コンテンツプロデューサー/プロスポーツエージェント/アートディーラー
/カジノ監査人

□リスク系
リスクマネジメントコンサルタント/アクチュアリー/執行役員
/安全保障プロフェッショナル

□流れを生み出す系
知財コンサルタント/サービサーアセットマネージャー/ヘッドハンター
/プライベートバンカー

□天下国家系
政策コンサルタント/エコノミスト/NPO代表/PFIアドバイザー

〇ウォーターサプライヤー
近年日本で和題になっている「水」ですが、
実は海外ではずっと前から水の重要性について云われていて、
特にフランスやドイツなどヨーロッパでは国家的な水を奪取する
戦略がとられているといいます。

それほど「水」をめぐる需要は高まってくるのです。

さて話を戻して、ウォーターサプライヤーとは何かといえば
「水道事業の民営主体」
のことを本書では指しているといってよいでしょう。

そう、水道事業が徐々に民営化されているのです。
「経緯」
・高度経済成長期に増強してきた水道管が４０年の
耐用年数を次々に迎え、更新コストが膨らんでいる
・民間企業の技術力や経営上の効率化ノウハウが必要
・水道法改正（２００２年）

それには「障害」もあって
・公共だからこその便益が失われる可能性
（例：不採算地域からの撤去や不衛生な水道網）
・地域ごとに水源が異なるため、浄化に要する
コストも技術も異なる

のだといいます。
実際に海外では民営化したものの撤退され、貧困層に水が
届かない深刻な問題も生じているそうな・・汗

国内の自治体案件だけでなく、海外でもその事業は広がっており、
日本企業も案件を受注し始めている。それでも、世界で圧倒的シェアを
誇るのは、早くか水利権奪取に動いた欧州系の巨大水企業群。

日本の水道事業は世界最高峰の技術を誇り、ODAで多くの上下水道を
建設しているのに、その経営ノウハウを持つ自治体は海外業務には乗り出せない。

■読後感想
今回は興味深かった、ウォーターサプライヤーだけをピックアップして
のせてみました。インフラだけ作って、後は欧州企業にその後の運営を
担われてしまうという・・(;´Д`)

まぁ日本らしいとも言えるかも知れませんね（苦笑）

本書では他にも時代を先取る仕事がかかれており、非常に楽しんで
読ませて頂きました。特にエネルギーマーケター、PFIアドバイザー
などは個人的も興味深いものでした☆

■編集後記
三神万里子さんのプロフィールを見てみたら、

「会計、人事、監査、金融業界などを、主に国際比較の観点から
取材･論考している。学術と実務とジャーナリズムの三者を横断した
筆致で注目されるジャーナリスト」

となにやら、すごそうなことが書かれていたので、
ネットで調べてみたところ、NHKの経済番組「ビジネス未来人」メイン
キャスターでもあるという、多才な方でした！
Wikipediaにものっているというすごい人ですね！

自分もいつかはウィキに！と思いながらも、
今日もコンビニで買ったカップラーメンを手持ちに食べる
一日なのでした