X JAPAN TOSHI 洗脳騒動 1998 を見て

インタビューを通して感じた点は以下の通り。


・TOSHIは確かに間違ったことは言っていない。極力論理的に話し自分に素直にあろうとしている。

・しかし、少々焦った話し方であり、自己正当化しようとしているという印象を受ける。(これは但しマスコミによる脚本立て、インタビューによる先導によるものとも言えるかもしれない。)

・話していることは正しい。しかしそれが結果的に正しい行動かどうかはわからない。自分の発言、話し方と周りの捉え方、反応とを常に対比させながら、ふるまう必要がある。自分自身もそう。客観的視点に欠け意故地になる場合がある。

・次にマスコミを通じてアーティスト或いは芸能人がごくごく私的なことを暴露するということは、「イメージ」が非常に重要な彼ら(つまるところここではX-JAPAN)にとって悪影響となる。

・今回のインタビューだけでは判断できないことではあるが。。宗教=悪とレビューアーであるファンは捉えている。それはファンだから当然被害者意識なるものがあるだろうが、ファンだからではなく世間一般的にそういった固定観念があるように思われる。この事例を通じて上記に重なることではあるが、人の固定観念を前提に、即ち相手の立場、見解を想定したうえで慎重に振る舞わなければこちらの思考、真意が正確に伝わらないものなのだろうと思った。非常に難しいものである。

以 上